金沢弦楽合奏団 プロフィール
金沢弦楽合奏団は弦楽器によるアンサンブル団体の石川県における草分け的存在であり, その創設は昭和22年に遡ります. 創設者の故篠原虎一氏は昭和44年, 一時中断していた演奏活動を再開すべく, 音楽大学出身者を中心にしたメンバーに再編成し, 新たな第1回定期演奏会に向けてモーツアルトやバッハの作品に取り組みました. 第1回定期演奏会は昭和46年11月, 篠原虎一氏の指揮により, 氏がことのほか好んだ北陸学院「栄光館」で行われました. 昭和59年5月の第13回定期演奏会からの演奏会場は「金沢市文化ホール」に定着しています. 昭和55年, 氏が他界された後は愛弟子の松中久儀氏が指揮者に立ち, 団の運営では1年任期の団長と会計の役員を置き, 自主採算制による年1回の定期演奏会と依頼公演を続けています. 弦楽アンサンブルジャンルに関する資料収集に努め, バロックや古典派に加えてロマン派, 近代, 現代の作品に挑むなどレパートリーも豊富になりました. 中には北陸初演の作品発表も少なくありません. これまで当団は協奏曲をメイン曲と同等に位置づけ, 寺下祥子女史を始め, コンサートマスターや各パートのトップ奏者をソリストとする団員による協奏曲と石川県や石川県にゆかりのある著名な演奏家を迎えての協奏曲をプログラムしています. ややもすると親睦団体に終始しがちなアマチュアイズムを極力排除し, 評価される演奏内容を求めて励んでいます.